小学生から狙う公立トップ校
小学生からガリガリ勉強しないと難関大学へはいけないのだろうか。
答えはNo。
少なくとも、小学生が一番やるべきことが勉強とは思わない。
人生にはそれぞれの段階でやるべきことがある。
そして、小学生の段階で勉強だけ、というのはもったいない気もする。
もちろん、小学生から自主的にできる人もいると思う。
その人はすごい。どんどん進めてほしい。
しかし、大半の小学生は勉強なんてやりたくないと思う。
「お母さんに言われたから無理やりやる」これが現状ではないか。
こんなことやっていて意味があるのか、そう悩まれる保護者様もいると思う。
しかし、そんな保護者様に声を大にして言いたい。
確実に意味はあると。
小学生から勉強してる子の方が、テストの点数がいいか悪いかで言えば、間違いなくいい。
これは学びシアター導入塾の生徒の点数を見ても明らか。
小学生から通っていただいている生徒は、5割が定期テストで400点を超える。
さらに、350点を超える生徒の割合は100。
私たちらの視点からしても、小学生からの生徒の方がよくできる。
だから、小学生から勉強をやることは、決して無駄ではない。
むしろ、かけた時間に対する回収率はいい。
小学生から勉強をするのは、推奨されるべきことだ。
しかし、だからと言ってガリガリ勉強させるべきかというと、ここは意見の割れるところだと思う。
学びシアターでは、遊びも大事にしながら、でも来るべき時に備えて準備をするというスタンス。
小学生の段階で毎日ガリガリ勉強をする必要はない。
しかし、外せない基礎力を身に着け、中学生になってからの学習を優位に進めるための先取りをすることを徹底している。
外せない基礎力、先取りの内容とは具体的に何なのか
学びシアターが考える外せない基礎力とは、次の3つ。
- 語彙力
- 文構造理解
- 割合
もちろん、計算力とか感じとかも大事ですが、さらに深い部分の理解を鍛えるためには、この3つが最も重要。
先取りとして推奨するのは、中学入学までに次のことができる状態を作ること。
- 英語:英検5級レベル
- 数学:方程式までができる
- 理科:中学で扱う単位の意味が分かる
- 社会:日本地図、世界地図が書ける、主要な年号から年表を描ける
語彙力
人間は知っている言葉でものを考える。このことを考えると、語彙力が高いことが高い学力と関係があることは間違いないでしょう。身に着けた語彙こそがその人が持つ思考空間であり、その語彙力の外側に関しては考えることはできない。このように結論付けても差し支えない。つまり、語彙がたくさんある、ということは考えるための道具がたくさんある状態であり、ない人と比べて明らかに有利であることは間違いない。
品詞理解
この品詞がわかるかどうかは、特に英語の学習において大きな差に繋がります。小学校でも自立語や付属語、動詞や名詞といった言葉は学ぶ。しかし、それを本当に理解できて使える子はほとんどいないと思う。結果、中学生になって英語の授業で、「Be動詞と一般動詞の違いは、動詞があるかどうかです」とか、「不定詞には名詞的用法と副詞的用法、そして形容詞的用法があります」とか言われても意味が分からなくなってしまう。品詞とは、言葉という現象を、科学的に分析するための手段なのである。
割合
高校受験で難しいといわれる数学、理科の問題にはある共通点がある。1つは図形的な発想が求められる問題。もう一つは割合の問題。このどちらか。このうち、割合の問題には、特別な発想は必要ない。単位の意味をきちんと理解し、比を使うことができれば必ず解くことができる。しかし、この割合の単元を、安易な暗記に逃げてしまう人は多くいる。いまはそれが楽かもしれない。「みはじ」とか、「くもわ」とかを使っていれば問題は解ける。テストで得点ができる。だから、わかっていると勘違いしてしまうだろう。しかし、残念ながら、その公式を使って解けていてもわかったとは言えない。それでは、もっと高いレベルの問題に出くわしたときに手も足も出なくなってしまう。学力向上とは、高い抽象度で考えられるようになること。そのためには、まず意味を理解できるようにならないといけない。果たして、割合の意味を分かっている生徒がどれだけいるだろうか。
先取りでやっておくべきこと
これは、学びシアターで小学生が目標にしていること
- 英語:
英検5級 中一レベルの英語を理解したうえで中学入学。 - 数学:
方程式まで 毎年、1年生の期末の数学の平均点はぐっと下がる。それは、方程式ができないから。だからこそ、さきにここまで進めるべき。 - 理科・社会:
「理科、社会を制する者が公立入試を制する」といっても過言ではないくらい、理科社会は重要。とくに特色検査のある多摩、川和、湘南、翠嵐といった高校では、教科の垣根を超えた総合的な問題が出される。その意味でも、早い段階から理科社会に触れておいて、理科嫌い、社会嫌いをなくすべき。内容は中学生の内容を普通に進める。中学入試では、高校受験範囲も普通に勉強する。できないことはないのである
システム
スポット利用と継続利用の両方があります。
継続利用
週1回×4回(5週目は休み)で月6,000円
スポット利用
1回2,000円
※ご面談をしていただいた場合は1,500円
授業紹介
品詞を学ぶことで、言葉を科学的に分析できるようになり、その後の英語・国語の学習で活かすこと。
英単語・国語の基本語彙の暗記を同時に進めます。英単語に関しては、まず、初めて見る単語が読めるか、ということを確認します。その後、その単語の意味、品詞、使い方、類義語、対義語を勉強していきます。国語の場合は、意味、品詞、使い方、類義語、対義語を学んでいきます。
中学生がつまずく単元は決まっています。その中でも、割合は多くの生徒が苦手とする概念です。この割合ができるかどうかが、中学校の数学ができるかどうかを分けると思っています。秒速2mで5秒間歩くと10m進む。この意味が理解できるか。覚えるのではなく、意味を理解する、ということがポイントです。密度も濃度も圧力も速さも、全ては割合、ということに気付けるか。
ブログ
STEP.1
お問い合わせください
お問い合わせフォームから希望の教室、授業をご記入の上、ご連絡ください。
STEP.2
ご面談とご利用方法のご説明
授業やシステムのご説明をいたします。授業に関するご質問以外にも、勉強・受験に関するご相談も承ります。
STEP.3
授業に参加
ご面談の際に気になる授業がございましたら、ぜひご参加ください!